保育園では毎月いろいろな災害を想定した避難訓練をしています。

今月は『Jアラート』の避難訓練でした。いつもの避難訓練とはやり方を変えて『Jアラート』の説明からすることにしました。

みかん組に集まり『Jアラートって何？』というお話を絵をみて説明しました。

Jアラートの音を鳴らすと、少し怖がる様子もありましたが、
「ミサイルが落ちてきたらどうする？」という問いかけに、
「死んでしまう！」「逃げないとあかん！」「ケガする！」と
子どもたちからたくさんの意見が出ました。

ちゃんと絵を見て理解ができ、今の自分と繋がっていることに驚きました。

避難する時のお約束

「おさない」
「かけない」
「しゃべらない」
「もどらない」

「お・か・し・も」のお話を1つずつ絵を見ながら説明し、
「押したらどうなる？」と質問すると「押したらこけるー！」と答えてくれたり、「静かに先生のお話きくんだよ？」と言うと指で
「シーっ」としてみたり、真剣に保育者のお話を聞く子どもたちです。

「避難した後どうするの？」と質問すると、「ダンゴムシー！」と答えてくれ、毎月の避難訓練を通して、覚えてくれているんだと、実感できました。

その後実際に音を鳴らして避難訓練を始めると、静かに保育者の話を聞き、避難場所へ避難し、ダンゴムシのポーズで身を守ることが出来ていました。

避難訓練が終わった後、りんご組では覚えたての『避難訓練のお約束』を自分から話しに来てくれたり、『Jアラート』を「Jアール」と言い間違えて話している姿が可愛かったです。

初めての試みでしたが、子どもたちの真剣に参加する姿を見ることができてとても良い避難訓練になりました。