11月8日（金）、りんご組の子ども達は初めての芋掘り遠足に行きました。

場所は大阪府豊能郡にある安穏農園。

同じ大阪府にあるとは思えないほど畑があって、辺りは木が生い茂っていて、赤とんぼが何匹も飛んでいる自然豊かなところです。

出発前から芋掘りを楽しみにしていて、“大きな車に乗って…”、“長靴履いて…”、“大きなお芋（or小さな）お芋採りに行く！”とそれぞれに期待を膨らませ出発！🚗💨
（飛行機で行くのかな⁈と思っていた子どももいましたよ。想像を膨らませている子どもイメージ、可愛い❤️＆素晴らしい！ ）

大きな車に乗り込むと一人ひとりシートベルトを装着し、ちょっぴり緊張気味。

ですが、外の景色、乗り物や保育者と会話をしていくうちに車内に慣れ、到着を心待ちにしていました。

そして…
安穏農園に到着！

「着いたの⁈」と車を降りると、子ども達、私が住んでいる大阪の景色とは打って変わり、THE“山”。
綺麗で澄み渡った青空と緑がいっぱいの木々、息を吸い込むと草木の香りがしていました。

お芋を掘る前に、まずはお茶とおやつで腹ごしらえ。外で食べるおやつは格別に美味しかったようでしたよ。
おやつを食べ、続いては…焼き芋作り体験。

両手を使って新聞紙とアルミホイルでさつま芋を包み、火の中へ…🔥

『おいしくなりますように…』とみんなで願いを込めて祈り、さぁ、お芋掘りへ！

の前に…
まずは、イメージトレーニング！！
蔓に見立てた縄を持って、みんなで「うんとこしょ、どっこいしょ！」。なかなかの引っ張り具合（いい感じ♬）

そして、いざ、畑へGO‼︎

「お芋を採るぞ」と意気込み、蔓を「うんとこしょ、どっこいしょ‼︎」

ところが、さつまいもは抜けません。

「うんことしょ、どっこいしょ！ん〜～～‼︎︎」

「採れた〜♪」

土の中から出てきたさつま芋に大喜び☺

“まだ土の中に隠れているよ”と子ども達に伝えると「どこだ⁉︎」「うーん、ないかも…」と口々に話しをしていました。
ですが、土を掘る保育者の手元に中にひょっこりと赤色のお芋が見えると、「先生、あったよ、ほらっ！見てっ！」と大興奮しながら収穫を楽しんでいました。

大きいお芋、小さいお芋と色んなお芋を収穫し、記念に好きなお芋を持って『パシャリ！📷✨』
いい笑顔が撮れましたよ♪

お芋掘りが終わり、周辺散策、木製ブランコに乗って遊んでいると

『お芋出来上がりましたよ！』の声が…。

出来立ての焼き芋を園長先生たちが“パカッ”と半分に割ってくれると子ども達から「うぁー‼︎」の歓声が。

手に渡されると、一口パクリッ！二口、三口…、ペロリと平らげ「おかわり！」「おかわり！」「おかわり！！」が連発！

無心で頬張り、一瞬で焼き芋の虜になっていた子ども達でした🍠

今回、いつも過ごしている保育園を離れ、自然の中で活動した遠足。
そして、さつまいも掘りを通しての食育を経験しました。

スーパーにあるのがさつま芋本来の姿ではなく、土の中にあることを知るきっかけになったと思います。

また、土から出てきたさつま芋に触れられた子ども、触れられなかった子どもと反応は様々。
色んな感じ方をしている姿が見られました。

ですが、『それがいい』と思いました。

手で触れて感じるだけが経験ではなく、観て匂いやその場の雰囲気を感じることも経験。

みんなで活動した雰囲気を味わえた経験がきっかけとなり、経験がこれからの成長に繋がれば良いなと思いました。

最後になりましたが…
お忙しい中、保護者の皆様には持ち物の準備、登園時間にご協力いただきありがとうございました。